失
失われた時さん (8e1728g9)2023/2/22 22:39 (No.709362)削除1980年に、There And Backが発売されたが、これはかなり期待外れだった。
Wiredが粒ぞろいだったのに対して、曲の質が落ちたように感じた。4年間ではなくて、4週間で録音してしまったような感じだった。
ベックの85年の言葉。
「ゼアアンドバックは、ひどい批評ばかり受けた。いいアルバムだったのにね。作品としてうまく出来上がらなかったけど、音楽的にはたしかに内容があった。僕が今のレコーディングの知識をあのころすでに持っていたなら、ああいうサウンドにはなっていなかっただろう。もっとエッジの効いた、鋭い響きをもったものにしていたはずだ。あのアルバムは、その辺が残念だったと思う。レコーディングがきれいすぎて、サウンドがおとなしくなりすぎていたんだ。」
このツアーは、バンドの演奏としてはよかったのに、どうしても曲の印象が弱かった。